杉並幼稚園のホームページにある「幼稚園の一日」を見ると「一斉活動」と「自由あそび」があります。一斉活動はクラス(または学年、幼稚園全体)で一緒に活動をする事と推測できると思います。では「自由あそび」とは何でしょうか。子どもたちが自由に遊ぶ時間?先生が好きに設定できる遊び時間??初めての子どもだとイメージがつきにくいかもしれません。
保育参観に行くと「自由あそび」が先生たちのきめ細やかな準備やサポートの上に成り立っていることに気づきます。
自由あそびの時間
自由あそびは午前と午後の2回設けられています。時間は日によって異なり、それぞれ30分から1時間程度でしょうか。概ね一日の半分程度です。それ以外に、朝の会までの時間はお部屋の中で自由あそびができます。朝に自由あそびがしたいから、早く登園すると言う子も多いです。
杉並幼稚園の先生は、できる限り園庭で遊ばせたいとお話しされます。お帰りの時の担任の先生の話を聞いている限り、雨でなければ少なくとも1回はお外遊びをしているようです。特に準備もお片付けも得意になっている年長さんは午前も午後もお外遊びと言う日も多いです。
安心して遊べるように整えられるコンディション
子どもたちが安心してお外遊びができるよう、園庭のコンディションを整えられています。
近年夏はとっても暑いですが、園庭にとても大きな日よけがかけられ遊びやすくなっています。また、園庭は土のため、暑いと土埃が立ちやすいです。そのため先生がホースでお水を撒いて水遊びをしながら園庭のコンディションを整えてくれます。(ちなみに、夏は一斉活動で週に何回か水着を着て水遊びをします。)
杉並幼稚園の園庭は木々が多いです。しかしながら落ち葉や枯れ木が園庭に落ちている事は少ないように感じます※花壇や植栽スペースをのぞく。登園前や降園後に先生がほうきで掃いているためです。(休日に幼稚園の前を通りかかったら、園庭が落ち葉でいっぱいで驚いたことがあります。)
ちなみにとっても寒い冬でも外遊びをしています。寒さで風邪を引くのではないかと言う心配は無用。子どもたちは走り回ってへっちゃらなようです。それでも寒いなと言う日は先生が率先して走り出して、子どもたちの走りを誘っているようです。
自由あそびって何をするの?
杉並幼稚園の園庭での自由あそびは、時間差で全学年が集まることが多いです。年少さんは年中さんや年長さんの遊びを真似したり、年長さんは年中さん、年少さんをサポートする場面が自然とみられます。学年をまたいで好きな遊びを楽しむ縦割り保育です。他学年の担任の先生との交流もできるのもうれしい一面です。
園庭にある遊具は、ジャングルジム、たいこばし、鉄棒、ぶらんこ、滑り台つきの複合遊具、うんてい、お砂場です。植栽スペースや花壇は季節を感じる花や木が茂り、虫もたくさんいます。園庭の端っこには鳥小屋もあります。
さて、ここからは園庭での自由あそびを具体的にご紹介します。

お砂場あそびがしたーい!
お砂場で遊ぶ時には、お砂場セット以外にも様々な道具が登場します。手押し車やバケツ、植栽スペースから探し出された果実や葉っぱなど。「誰かが川を作ろう!」と言えば、川を作る人と川に水を運んでくる人の役割分担ができます。いつの間にかどこからか雨どいのようなものが登場。子どもは嬉しそうに雨どいを使って、お砂場の川へ水を流します。そこで先生は雨どいの途中をせき止めてみます。水が止まってしまった不思議に子どもは大喜びです。

おおなわとびしたーい!
一度火が付くとしばらくブームが続くおおなわ。年長さんでも回すのは難しいので、ほぼ先生が回します(反対側はポール)降園時に年中さんでも「今日30回飛んだよ!」なんて報告してくれるんです。まさかと思ったら、先生が子どものジャンプに合わせてタイミングを計って回しているんです。子どもたちは飛べた成功体験で、もっとチャレンジしたい!と思い、更にチャレンジします。気づくととっても上手に飛べるようになっている子が多いです。

おにごっこしよう!
おにごっこ、大好きな子多いです。毎日必ず誰かしらおにごっこしています。先生のサポート先は、おにごっこに入りたがらない子。例えばつかまるのが苦手な子には、「おにだけやってくれない?」と言って参加を促します。楽しくなってきたら「一緒におにごっこしよう」と誘います。段階を踏んで、遊びの楽しさを体験させてくれます。

おえかきの続きがしたいのー
お外遊びの時間でもやっぱり室内で遊びたい子もいます。先生はそんな子の気持ちも大切にします。園庭に面したテラスにお絵描きコーナーを作ります。いつもよりダイナミックなお絵描きコーナーの登場です。
自由あそびと一言で言っても、子どもたちのやりたい気持ちを尊重しつつ、先生が適宜サポートしています。楽しいだけではない自由あそびです。