杉並幼稚園の四季~春編

 たくさんの樹木、植物にあふれた園庭、フレッシュな年少さん。幼稚園の春の雰囲気を少しだけ感じて頂ける写真を用意しました。

 ①春と言えば桜。杉並幼稚園のは玄関の横にあります。入園式の時はここで写真を撮る人が多いです。

2023年度入園の子どもから幼稚園の指定用品が新しくなっています。これまでは斜め掛けのカバンでしたが、現在はリュックです。園服も印象は似ていますが、全て変わっています。

 ②入園してすぐの年少さんの登園シーンです。門を入ってすぐにある年少さん専用の玄関で、保護者はここで子どもが上履きに履き替えるまで見守ります。ちなみに最初の1か月はスモックを着て登園します。真新しい帽子とカバンもまぶしい! 

 ③お砂場の上の藤棚です。お砂場あそびを楽しむ子どもたちを日差しから守ってくれる藤棚、春は見事な花が咲いています。

 ④春の杉並幼稚園の園庭はお花でいっぱいです。その筆頭が植え込みのさつき。よく蝶が蜜を吸いに来ています。落ちたお花は子どもたちのおままごと道具や家に持ち帰る宝物に変身します。

 ⑤5月のこどもの日集会に向け、子どもたちはこいのぼりを作ります。年少さん、年中さんは家に持ち帰ることのできるサイズ。年長さんはみんなで協力して大きなこいのぼりを作ります。男の子で1つ、女の子で1つ協力し合って作るのですが、毎年鱗の形が違うんです。保護者にとって、違いに気づくのもひそかな楽しみです。

 ⑥幼稚園の中には、季節にちなんだ装飾品がたくさんおかれています。行事がある時期には、おゆうぎ室に大きな装飾品が飾られます。子どもの日の時期には、兜やよろいなど男の子がワクワクする飾りがおかれます。つい触って壊してしまわないかと、保護者は心配してしまいますが、先生が大切なものであることをきちんとおしえてくださるので、子どもたちは触らずに目で楽しんでいるようです。

 ⑦幼稚園の中ではありませんが、遠足の一コマです。毎年恒例の春の遠足は、親子で井の頭自然文化園へお出かけします。

 ⑧梅の木。先生と年長さんが力を合わせて梅ジュースを作ります。梅をもいだら、ピックでヘタを取って、実に穴をあけて、氷砂糖と一緒に漬込みます。年少さん、年中さんはその様子を見学して学びます。2週間ほどで梅ジュースができたら、全員で飲みます。年少さんはすっぱくて飲めない子が多いようですが、学年が上がるとおいしく感じる子が増えていくようです。

 ※残念ながら2024年は日本中で梅が不作。杉並幼稚園も不作で、梅をもぐことができませんでした。

 ⑨モッコクの花。園庭の木に登ることは禁止ですが、唯一許されているのが、大きなモッコクの木。自由あそびの時間だけではなく、降園時にも登っている子を見かけます。モッコクの木は6月から7月に花を咲かせます。お花も子どもたちにとって大好きな宝物です。

 杉並幼稚園の春、少しだけ感じて頂けたら幸いです。