杉並幼稚園の運動会は、とても盛り上がる行事の一つです。毎年第三土曜日に行われており今年も10月19日(土)を予定しています。杉並区内の幼稚園や保育園の多くが、近くの小学校の校庭を借りて行われますが、なんと杉並幼稚園は園庭。その理由は、慣れている場所で開催する方が子どもたちが練習の成果を発揮できるからだと聞いたことがあります。見学する保護者にとっては多少窮屈な気もしますが、混雑しすぎて見えないという事はありませんのでご安心を。むしろ、臨場感があって楽しめるかも?!
幼稚園を検討している親子の皆さんへ、残念なお知らせ
杉並幼稚園に在園する保護者としては、ぜひ幼稚園を検討している親子の皆さんへ運動会の様子を見学していただきたい気持ちです。・・・が、残念ながら運動会は非公開行事です。来年度以降はわかりませんが、2024年度は公開されません。夏にフェンスも新しくなっているため、外から見学もできません。未就園児の競技があるのにとても残念です。
一日の流れ
気を取り直して、運動会の流れをご紹介します。コロナ禍では一時的に学年別の行事として行っていましたが、昔から大きくは流れは変わっていません。でもおゆうぎの曲が変わったり、そもそも活躍する子どもたちが違うため、兄弟がたくさんいる保護者でも、毎年新しい気持ちで運動会を楽しむことができます。
オープニングパレード
全学年による演目です。年長さん、年中さん、年少さんのそれぞれの成長が確認できる一つ目の見せ場でしょう。年少さんの保護者は年中さん、年長さんってすごいなと感じますし、年長さんの保護者は、(年少さん、年中さんの頃はあんなに小さかったのに)、こんなにも立派になって…と、スタートの演目なのに感激して涙します。
競技
3学年合計14個の競技に加え、父親有志によるつな引き、応援に来ているおじいさま、おばあさまによる紅白玉入れ、未就園児によるかけっこがあります。つな引きとたま入れでは年長さんの応援もあります。
年少さん
かけっこ、おゆうぎ、障害物競走、親子競技の4つがあります。はじめての運動会、とってもかわいい姿を見せてくれますよ。
年中さん
かけっこ、棒とりゲーム、2人組のペアで走る競技、バルーン演技、オセロ競技、リレーの6つがあります。どれも年少さんの頃よりもぐんと競技感が出ます。バルーン演技、見た目よりもとても難しいんです。たくさん練習を重ねてきた成果、とても感動します。
年長さん
かけっこ、棒とりゲーム、台風の目、障害物競走、おゆうぎ、組立体操、親子競技、リレーの8つがあります。幼稚園の体操の集大成です。
障害物競走では、跳び箱6段に挑戦したり、鉄棒では空中逆上がりを披露する子も。
組立体操では、一人の演目、二人組、三人組の演目、クラス全体で行う大技も。他になわとびもおおなわも披露してくれますよ。
最後にはごほうびが
たくさん頑張った運動会、幼稚園からはひとりひとりに金メダルのプレゼントが。ご家庭でも「がんばったね」とたくさんほめていると思います。
どの学年もそれぞれ練習は大変ですが、このごほうびも嬉しくて、子どもたちは運動会がとても好きなようです。
半日ですが、とても見ごたえのある運動会。夏休みが明けてから本格的に準備を進め当日に臨んでいます。リハーサルも経験します。子どもたちは運動会を通じてたくさんの事を学び、経験します。
体操ができるようになるだけではなく、「一緒にがんばりたい」とか「○○君には負けたくない」とか「(できない技が)できるようになりたい」「勝ったら嬉しいけど、負けたら悔しい」など心も大きく成長します。
余談ですが、小学生になってももちろん運動会はあります。…が、演目の数は大幅に減ります。どこの小学校に進学しても、1年生になると運動会が物足りない、と多くの卒園児保護者はつい呟いてしまいます。