係に対してマイナスのイメージを持っていない人が多い杉並幼稚園の保護者ですが、全く負担になっていないかと言えばそうではありません。そこで、係をスムーズにこなすためのアドバイスを聞いてみました。
未就園児の下の子の預け先ってどうしてる?
係は事前に日程がほぼ決まるため、シフト制のお仕事との両立は可能です。幹事以外は活動する時期が決まっているため、繁忙期がある仕事をしている人の場合は、係決めの時点で理由を伝えて別の係を引き受けます。
しかし、未就園児の下の子がいる場合は係当日には連れていけない為、係をしている間の預け先は考えなくてはなりません。そこで、下の子がいて係をした経験のある保護者に預け先をどうしたかを聞いてみました。
一番多い回答は家族で乗り越えた、と言うパターンです。遠足、夏季保育、おゆうぎ会の係であれば係の仕事をしている間にご家族が幼稚園の行事に参加することがない為、ご家族の調整がつけば可能です。(おゆうぎ会は土日で開催され、観覧日ではない日に係を担います)
気にしなくてはならないのは、夕涼み会と運動会。夕涼み会は保護者と園児が一緒にまわります。下の子がいる場合、ご家族が園児と下の子の二人を連れて行動することができれば可能です。運動会は、係をしていると写真や動画が取れません。撮影はご家族にお任せとなるため、下の子が落ち着かなくて、せっかくの思い出が残せなかったという事は避けたいです。
子育て応援券を利用して一時預かりを利用したと言う人も。兄弟の子育て応援券も一時預かりに利用できますので、幼稚園に上がって使いきれなくなった子育て応援券は、下の子の一時預かりで使っていると言う話もよく聞きます。
係をスムーズにこなすためのアドバイス
係に関してさまざまなアドバイスをもらいました。
下の子がいる場合は、係決めの段階で預け先の確保を考慮して係に立候補する事。他学年のママとの交流もあるので、困ったら自分で何とかしようとせずに、年長さんの係を頼りましょう。
普段見られない子どもの園生活を覗くことができる!一緒に楽しむことができる!そして保護者同士も仲よくなれる!というワクワクした気持ちを持ちましょう。
事情があって事前の打ち合わせなどに出席出来なくても、他の係の人や先生たち後日フォローしてくれます。気張りすぎず、負担に思いすぎず、係に参加したらOKです。
自分が楽しむのが一番!
いろんな係をとりあえずやってみる。
あまり気負わず、気楽な気持ちで楽しんで臨むとよいと思います。他学年の保護者や先生ともお話しできるよい機会です。普段接することが少ない他学年の園児とも関われます。 また、事情があって係の仕事ができないことを責める人は誰もいません。 わたしも妊娠中および産後は係の仕事を免除してもらい、未就園の娘がいる間も、優先的にやりやすい係を担当させてもらいました。そうやって代わってもらった分をこれから少しずつ還元していけたらいいな、と思っています。
子供の預け先を早めに確保しておきましょう。どうしても無理な場合は正直に話してみましょう。他のママさんや先生がきっとフォローしてくれますよ。
個人的なことですが、私は頼れる親族が近くにいないので、基本的には主人に仕事の都合をつけてもらいました。難しい場合は、事情を説明してママ友にお世話になったこともあります。子供の体調不良で、係の活動に参加できないこともありました。そういう時は、幹事さんに相談してお手伝いできる方にお願いしたりもしました。幼稚園のことは、ママ一人で抱え込まずにみんなで協力して楽しく参加できる幼稚園だと思います。できる人が、できる時に、できることをやってみる!みんなで協力し合うことがなにより大切かなと思います。
下の子がいることで負担を感じてしまった経験からのアドバイス、内向的な性格やうまくできるかどうか心配してしまう気持ちに対するアドバイス・・・。この投稿をまとめている一人の保護者である私もついジーンとしてしまいました。初めて係決めに参加する前に聞きたかったです。係に対して漠然と不安を感じている方へ、どうか届きますように。