5月の季節行事「こどもの日集会」

 季節の行事を大切にする杉並幼稚園。5月は「こどもの日」です。それぞれの学年が行事にちなんだ工作をし、保育室や園庭に面したテラスを飾りました。また、連休前には「こどもの日集会」があり、幼稚園に慣れてきた年少さんも参加したそうですよ。

こどもの日集会

集会はおゆうぎ室で行われます。時間になると年少さん、年中さん、年長さんがそれぞれの保育室から集まってきて並びます。年少さんは迷子にならないように先生が先頭の電車になって一列で歩いてきてとてもかわいいです。

 5月5日は子どもの日であると同時に、端午の節句でもあります。集会の名前は「こどもの日集会」ですが、杉並幼稚園のこどもの日集会は「端午の節句」にちなんだ集会です。(3月には「桃の節句」に由来する「ひな祭り集会」があります)

集会は25分ほど。子どもの日にまつわるお話を聞いたり、それぞれの学年が作った制作物を紹介したり、こいのぼりの歌を歌ったり…。この日は園長先生が金太郎のお話をしてくれて、年少さんもドキドキハラハラしながら聞き入っていたそうですよ。

年長さんは、手作りの兜をかぶって集会に参加していました。年中さん、年少さんはそんな年長さんの姿を「かっこいいな~」とあこがれた事でしょう。

おゆうぎ室には、端午の節句のさまざまな装飾が。鎧や兜、五月人形、菖蒲の花、ちまき、柏餅…上を見上げるとこいのぼりも。兜はなんと60年前のものだそうです。

制作物

こどもの日の制作物は、家庭でも飾れるように連休前に持ち帰ってきました。わが子のものだけを見ていても成長を感じるものですが、3学年比べると1年間でどんなことができるようになるのかがイメージできます。また同じ学年のお友達同士でも一つとして同じものがない、素敵な作品です。

ママたちから制作物の写真を頂きましたので、ご紹介します。

年長さんの制作

年長さんのこいのぼりは、全員で作った大きなこいのぼり。男の子が青いこいのぼり、女の子が赤いこいのぼりを作りました。手形で鱗が表現されていました。

年長さんの個人制作はこちら。新聞紙を使ったかぶることができる兜です。先生がお手本となり、大きな新聞紙を折って作りました。てっぺんの〇マークは先生が準備をし、他の飾りは自分で自由にデザインしてのりで貼りました。裏には大きく自分の名前を書いています。

年中さんの制作

年中さんの作品は個性的なうろこを持つこいのぼり。年中さんになると「クレヨンでぬる作業」「紙を切って貼る作業」「スタンプを押す作業」と少なくとも3つ以上の工程があり、年少さんよりも少し複雑になっていて成長を感じます。

黄緑色の鯉のうろこは紙で表現し、オレンジの鯉はスタンプを使っています。スタンプは先生が手作りしたもの。ペットボトルの口に滑り止めシートを張り付けて作ったそうです。

年少さんの制作

年少さんにとって初めての制作です。青とピンク色の紙にクレヨンで模様を描いて、丸い紙に目を描きました。先生がトイレットペーパーの芯に青とピンクの紙を張ったら、丸い紙をのりで貼り付けました。最後に先生がリボンと金色の風車をつけて完成です。

まだまだ1年間始まったばかり。これから1年間どんな制作物を作っていくのかも楽しみです。

今日年少さんに、自分用のクレヨンと自由画帳が配られました。自由遊びの時間にも自分の自由画帳に絵を描くこともできます。クレヨンは保護者がひとつひとつに名前を書いたものです。

先生が「クレヨンにはお父さんお母さんが名前をつけてくれたんだよ。投げたりせずに大切に使おうね」と声掛けをしてから手渡したそうですよ。