明日はいよいよ卒園式。園服で過ごす最後の一日

明日が卒園式。年長さんにとって、園服を着て登園する最後の日であり、年中さん、年少さん、そしてお世話になった先生方と幼稚園で遊ぶ最後の日でもあります。

3年間袖を通した園服とも、いよいよお別れです。入園当初はあんなに大きく見えた園服が、今ではすっかり小さくなりました。

このようなかけがえのない節目に、子どもたちは、そして保護者の皆様は何を感じていたのでしょうか。寄せられたエピソードから、その思いを紐解いてみたいと思います。

お友達を思いやる心の芽生えと、皆で遊ぶ楽しさ

ある女の子の保護者の方からは、このようなお話を伺いました。

3月に入ると、「あと何日クラスの皆と過ごせるのかな」と、本人がカレンダーでスケジュールを確認する姿が見られました。 最後のお弁当の日には、「今日は皆で食べる最後のお弁当だったけれど、お休みのお友達がいて、その子は悲しい思いをしていないかな?」と心配しており、思いやりの心が育っていることに感銘を受けました。きっと、先生方の温かいお声掛けのおかげなのだと思います。

最終日には、「皆でドッジボールをやるんだ!」と楽しみに出かけて行きました。入園当初は一人遊びを好んでいましたが、時間をかけて皆で遊ぶ楽しさを体験させていただき、先生方の適切なご指導のもとで協調性を育むことができたのだと感じています。たくさんの宝物をありがとうございました。

小学校への憧れと、ほんの少しの不安を語る男の子

また、男の子たちからは、間近に迫った小学校生活への期待の声が聞こえてきます。

幼稚園から帰宅するなり、「『こくご』や『さんすう』をやってみてもいい?」と尋ねてきたというエピソードもありました。幼稚園が終わり、いよいよ小学校でお勉強ができるという喜びや、「国語」「算数」といった新しい響きへの強い憧れが感じられます。

その一方で、「新しいお友達ができるかな」と、胸をドキドキさせている様子も。期待と不安が入り混じる、この時期ならではの素直な感情です。

保護者の胸に去来する、様々な思い

子どもたちだけでなく、保護者の皆様にとっても感慨深い出来事が続いています。

  • 感謝の言葉: お弁当最後の日、「3年間お弁当を作ってくれてありがとうございました」と、空っぽのお弁当箱を手渡してくれたそうです。先生が「帰りの会」でお話ししてくださったことがきっかけのようですが、その心の成長に胸が熱くなります。
  • 後悔もまた思い出: 「先生とは写真を撮らなくてもいい」と言っていたものの、帰り道になって「やっぱり一緒に撮っておけばよかったな」とこぼしたわが子。そんなささやかな出来事も、大切な思い出の一つです。
  • 母の涙と子どもの笑顔: 最後の登園では、通い慣れた登園路の風景にしみじみとし、母の方が号泣してしまったとか。数日前までは寂しくて泣いていた子どもが、最終日は泣かずに笑顔で登園していく姿に、確かな成長を感じずにはいられません。
  • 小さくなったリュックサック: 不安げに何度も振り返っていた入園時。今では笑顔で前を向いて歩き出し、あんなに大きかったリュックサックもすっかり小さく見えます。
  • 二人の登園が一人になる寂しさ:兄妹揃っての制服姿を見られるのも、今日で最後となりました。兄が大好きな妹。成長は嬉しいですが卒園が少し寂しいです。

さあ、明日は卒園式です

子どもたちの心には優しさや期待が育ち、保護者の皆様の心には3年間の思い出が溢れています。 小さくなった園服に別れを告げ、新しい一歩を踏み出す子どもたち。

さあ、明日は卒園式です。