【季節行事】お月見集会

 杉並幼稚園は季節行事を大切にしています。10月6日は十五夜という事で、「お月見集会」が行われました。

 集会は3学年合同でおゆうぎ室で行われます。毎回違う先生が担当して、集会を進めます。集会は担任ではない先生のお話を聞く、大切な機会でもあります。

 園内に置かれる置物もその季節行事にまつわるものに変わっています。その月のお歌にも季節行事が取り入れられることも。

廊下に飾られたかわいい置物たち。子どもたちは大切に目で楽しみ感じます。

おゆうぎ室。お月見集会

おゆうぎ室の前から年少さん、年中さん、年長さんが並びます。年少さんは教室から電車になって移動してくる姿がとてもかわいいです。3学年全員が集まると、朝の歌や園歌を歌い、朝のご挨拶をします。ご挨拶が終わると全員がピアノの音に合わせて、眠りのポーズ。全員が目を閉じて座った事を確認すると、先生が静かに起こし、集会の本番がスタートです。

担当の先生が、年少さんでもわかるように「十五夜」について丁寧に説明をします。「先生の持っているのがススキだよ」「お団子を月に見立てて、食べ物がたくさん採れたことをお祝いするのよ」…。

みんな先生のお話にしっかりと耳を傾けます

先生の説明が終わると、楽しい出し物です。今回は『十五夜さん』のお芝居です。

先生たちがお月様とクマさん、ウサギさん、たぬきさんの姿で登場です。季節行事のお芝居をする時、先生たちはしっかりと変装する事も多いのですが、今回は動物のお耳をつけただけ。子どもたちは「○○せんせいだー!」「なんでせんせいなのー?」となんだかうれしそう。

最後に「十五夜さん」のお歌を歌いながら手遊びを楽しみました。

保育室。季節行事のおさらいをします

集会が終わって保育室に戻ると、担任の先生が集会のおさらいをします。「十五夜っていつのことだった?」「どうしてお団子をかざるんだっけ?」繰り返すことで子どもたちの心と頭にしっかりと刻まれるようです。

さらに「お月様の中には誰が住んでいるの?」「今は雨が降っていて、雲に隠れてしまっているからお月様は見えないけど、夜になって晴れたらよく見えるかもしれないね」「お月様が見えたら、誰が住んでいるかよーく確認してみてね」と子どもの意欲を掻き立てます

「みるみるー!」「おつきさまたのしみだな~」と子どもたちは夜が待ち遠しくなります。

帰りのお話。先生がクラスの子どもたちの一日を説明します

この日はお月見集会が行われた事を中心にお話がありました。もちろん子ども達に「夜にはお月様が見えるかもしれない」と話した事も。

ここからはパパママの役割です。

帰り道に「お月見集会ってなにしたの?」と聞きます。「お月様のかわりのおだんごで、おいわいするのー!」子どもの説明がわからなくても大丈夫!パパママは先生の説明を聞いていますから。よく理解できていない事は先生の説明の通りにフォローです。

ある年少さん。夜になると、ふとお月様を思い出しました。急いで自分で窓の外を眺めると、無事お月様を見つけることができました。

「うさぎさんがみえたー!」