杉並幼稚園の三大行事と言えば、運動会、おゆうぎ会、制作展です。2月に制作展が行われます。年長さんの子どもに確認した所、作品展の幼稚園全体の大きなテーマが決まり、年長さんでは具体的に何をするか?をクラスで相談しあったそうです。制作展まで1か月を切る1月20日の週からはいよいよテーマに沿った制作が始まります。
今年度のテーマは(子どものフライングを除くと)まだ保護者へ案内されていません。今年はどんなテーマなのか、ワクワクしますね。今年の制作展まで、何回かにわたり数年前の制作展を振り返ってみたいと思います。
制作展の概要
制作展は、2月第三土曜日です。観に行く時間は開催時間の中で自由です(学年によって決まっている場合もあります)
制作展では、大きく分けて2つの作品を見ることができます。絵と工作です。
学年ごとの成長がわかるたくさんの絵
各学年で1年間で描きためた絵(一枚の画用紙上の表現)が飾られます。全学年共通テーマのものや、学年ごとに技法を変えた作品など様々です。
自由画・・・好きなものを自由に決めて描きます(クレヨン)自由画は春頃と秋頃に描いていて比較すると成長やその頃の好みがわかります。
たいけん画・・・運動会など行事の体験を描きます(クレヨン)
写実絵・・・果物など実物を見て描きます(クレヨンや絵具)
おりがみ絵・・・絵と折ったおりがみを織り交ぜた作品です
スタンプ絵・・・何かに絵具をつけスタンプして描きます(何かは野菜だったり、物だったり・・・)
はじき絵・・・油分のあるクレパスで描いた上に水彩絵の具を塗った技法を使った作品です
テーマに沿った工作
学年ごとにテーマを細分化して表現します。例えば、幼稚園のテーマが「物語」だった時に、年長さんはエルマーとりゅう、年中さんはかさじぞう、年少さんがスイミーと言うように具体的に物語を決めます。
更に、子ども一人一人で同じものを作ったもの、2つのうち好きなものを作ったもの、学年全体で作り上げた大きな作品で教室ごとに1つのテーマで1つの世界が出来上がります。ちなみに作るために使うものの多くは廃材です。
お勧めの記録の残し方
制作展なので、ついつい写真で残しがちですが、余裕があったらぜひ動画も残しましょう。自由画は子どもにどうしてこの絵を描いたの?って聞いてみたり、どんな工夫をしたのかや何が大変だったのかインタビューしてみたり。子ども自身が一番好きな作品を聞いてみてもいいかも。大きくなって振り返った時に、作品と当時の子どもが一緒に残っているととてもいい思い出になりますよ。