毎年テーマを変えて行われる制作展。いつも世界観と完成度の高さに驚かされます。制作展が終わったらすぐに片付けられてしまうのが本当にもったいない。
そこで、過去の制作展から、展示された作品からいくつか集めてきました。体験した人にとっては懐かしい、これから杉並幼稚園を知っていく人にとっては期待感高まる写真をご紹介します。
ある年のテーマは、「はる・なつ・あき・ふゆ」部屋いっぱいに季節を表現した4つの保育室。この年はそれぞれのお部屋に全学年の作品が並びました。
はるのへや
はるのお部屋には、色とりどりのお花がいっぱい。とても気持ちのいい季節、お弁当を広げてピクニックがしたくなります。
なつのへや
夏と言えば海。保育室の一角がまるで海の中に。一方では、夏の縁側が再現されていました。日本の夏の縁側と言えば…そう、風鈴です。
あきのへや
秋に活発になる虫たちと実りの秋。
ふゆのへや
雪の降る冬。冬一番の日本行事は、お正月。お正月にまつわる作品がたくさん並びました。
あるママから子どもへ送ったお弁当
制作展で年長さんが作ったお弁当は自分で考えたお弁当。後日談ですが、あるママは幼稚園最後のお弁当で、子どもに内緒で再現して持たせたのだとか。お弁当箱を開けた時、びっくりして、感動して、嬉しくて…、きっと忘れられないものになったのではないでしょうか。
杉並幼稚園が表現した「はる・なつ・あき・ふゆ」は日本の伝統行事や自然がいっぱいで、どの世代も共感する懐かしさを感じる世界でした。
次の投稿ではまた別の世界をご紹介します。